地人会公演

山田太一:作  木村光一:演出

第356回 観劇会




浅草寺の賑わいを抜けた 寂しい裏通りに有る
花岡写真館... 創業120年以上経つこの写真館
だが... やれデジカメだ 写メールだ というこの
時代... 一日待っても 一人もお客の来ない日も
ある... 侘しい昨今です...!
物語は、ここから始まる...


ものがたり

「今日は店じまいだ... もう店を たたもうか...」 と 4代目・花岡昌志が 妻・友美に 心の内を話しているところに...

若い男女が 入って来ます...  そんな決心の矢先に 久々のお客様... 写真館の夫婦は 丁寧に応対します...

しかし... ファインダーを覗いた 主人は なかなかシャッターを 切ろうとしません... レンズ越しに 若い二人が 死

のうとしている... と 感じたからでした...---カメラの向こうの真実---!そんな主人の直感を支えるのは...明治初期

に 写真館を始めた 曽祖父 第二次大戦末期にも 写真館を続けていた 両親から伝えられた 同じような経験

からでした... 何としても 止めなければならない... でも どうやって...?

そこへ 中老の お客が ふらりと入って来ます... これがまた...なかなかのお客様でもあった...!


ファインダーをとおして 明治・大正・昭和・平成... と 代々の主人が 見てきたものは... そして 支えて来た

妻の 穏やかだが 凛とした存在感...!


キャスト

木場 勝巳

(一人三役)
花岡昌志 : 現代の花岡写真館当主 ・喬夫 : 三代目昭和の同館当主昌志の父 ・光竜 : 初代明治の同館当主

竹下 景子

(一人三役)
花岡友美 : 昌志の妻 ・浩子 : 喬夫の妻 ・いく : 光竜の妻


田中壮太郎

(一人三役)
現代の青年 ・陸軍歩兵一等兵 ・越後の士族の青年

他の皆さん...

上演時間 2時間 5分

時代の移り変わりと 背景を 一人三役で乗り切る キャストは... 凄い...!





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